サイバーな雑記箱

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ブラジル代表FWネイマールは過大評価なのか?

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18歳の時にブラジル代表に初招集されてからは現在に至るまで招集され続け、絶対的エースとして君臨するネイマール。

所属クラブでも母国のサントスFCから2013年にバルセロナに移籍し、メッシとスアレスと共に3トップを組み"MSN"と言われ、その一角として活躍を続けた。最近は自身の新たな舞台をフランスのパリ・サンジェルマンに決めて移籍し、そこでも活躍を続けている。 

現在のサッカー界において、最も知名度と人気のあるスター選手の1人と言って良いだろう。

だが、未だにネイマールには過大評価なのでは?という声がある。 「ロナウジーニョやカカ、リバウドに全く及ばない」「セレソン歴代の10番で一番小粒」「せいぜいロビーニョレベル」「凄いのは認めるけど、歴代の猛者達と比べると小物感が拭えないのは何故だ」などの意見がある。

しかし、現在25歳にして既にブラジル代表歴代得点数で4位。53ゴール(82試合)という驚異的なペースで得点し続けている。 順位は以下のようになっている。

1.ペレ【77ゴール(92試合)】
2.ロナウド【62ゴール(98試合)】
3.ロマーリオ【55ゴール(70試合)】
4.ネイマール【53ゴール(82試合)】
5.ジーコ【48ゴール(71試合)】
6.ベベット【39ゴール(75試合)】
7.リバウド【35ゴール(74試合)】
8.ジャイルジーニョ【33ゴール(81試合)】
8.ロナウジーニョ【33ゴール(97試合)】

凄まじいメンツである。ネイマールがロマーリオの記録を抜くのは時間の問題で、ロナウドの記録も抜くと考えるのが普通だろう。ペレの記録を抜き、歴代1位になる可能性も十分にある。 前所属クラブのバルセロナでも100ゴールを達成。

そして、リオ五輪では自国開催で絶対に金メダルというノルマが課されたチームに切り札のオーバーエイジとして参戦。主将としてチームを牽引しブラジルに初の金メダルをもたらした。


CqWG9tmUsAAjCUb.jpg オーバーエイジとはいえ、年齢制限の23歳と1歳しか違わない24歳(当時)での参戦だった。決勝のPK戦では最後のキッカーを務めた。これをしっかり決めてブラジルの優勝が決定。


rio16082205030013-p12.jpg 自らのPKで優勝を決めた後、歓喜のポーズを見せるも、すぐに泣き崩れた。それだけのプレッシャーがあったのだろう。この後、ネイマールは「もう代表の主将はやりたくない」と、自らブラジル代表の主将を降りる事を宣言した。


以上の事を見れば、ネイマールが実績で歴代の10番に劣っているという事はないし、むしろ25歳にして既に歴代のブラジルの猛者達に混ざっても、かなり上に位置されるのは確実だ。 にもかかわらず疑問の声が上がる理由は主に2つある。

1つ目は同時代に自分以上のスター選手が複数存在している事。 個人的には、メッシ、C・ロナウド、スアレスはネイマールより上と考えている。3人とも年齢はネイマールより上であり、メッシは4歳上、C・ロナウドは7歳上、スアレスは5歳上だ。サッカー選手の寿命の短さを考えれば、この歳の差は結構大きい。しかし、この3人は息がとても長い。2008年からのバロンドール受賞者がメッシかC・ロナウドの2人だけというのもこれを物語っている。 それ以前のスター選手だったロナウジーニョ、カカは全盛期が長いとは言えなかった。

つまり、時代が違えばNO1選手となれる実力を持つネイマールだが、同時代に自分より上の選手が複数いることで霞んで見えてしまうのだ。

2つ目の理由は、精神的に改善の余地がある事。 ネイマールは試合中の印象は決して良くない。よく相手選手を煽ったり、審判に抗議しているシーンが目立つ。ダイブ癖もある。コパ・アメリカでは試合後にコロンビアの選手に思い切りボールを蹴りつけて一触即発の状況になった。リーガのグラナダ戦では、ロッカールームに向かう階段で相手DFのルヴェン・ヴェーゾを口論の末に階段から突き落とした。 基本的に試合中イライラしている事が多い。プレー中、笑顔の絶えなかったロナウジーニョと比べると雲泥の差だ。

こういったことから、ブラジルの歴代のレジェンドに苦言を呈される事も多い。 本当のスターは、プレーが凄いだけでなく精神的にも完成されてないといけないという事だろう。


ネイマールの実力・実績が過大評価ということは絶対にないが、精神面での成長も期待したいところだ。